出題範囲の確認
この科目は毎年8問出題されています。出題範囲(いわゆる大項目)は大きく4つに分類できます。( )内の数字はここ7年で出題された問題数です。
①福祉サービスに係る組織や団体(12)
②福祉サービスの組織と経営に係る基礎理論(19)
③福祉サービスの提供組織の経営と実際(15)
④福祉サービスの管理運営の方法と実際(20)
この中でコンスタントに出題されているのが①と②です。最近③がやや出題傾向が高く、④は以前ほど出題されなくなってきています。
①についてはこちらに詳細を記載しています
②についてはこちらです
今回は③について内容をさらに深めていきましょう。
出題内容の確認
③の分野は次の内容で構成されています
1)経営体制・・・理事会の役割(1)
2)財源・・・自主財源、寄付金、補助金等(2)
3)コンプライアンス・ガバナンス・・・(3)
4)人材の確保(5)
5)経営の実際・・・財務諸表(4)
特に3)~5)の内容に気を付けたいですね。
これらを勉強する際のキーワードを確認しておきましょう
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おさえておきたいキーワード
近年出題されたキーワード(あるいは改正があって出題されそうなキーワード)はこちらです。まずはこれらのキーワードをおさえるといいでしょう。
・社会福祉充実計画
・税制(課税・非課税、消費税の徴収)
・財源(自主財源・寄付金・補助金、借入金)
・財務諸表(貸借対照表、資金収支計算書、事業活動計算書)
この分野は人名等がでるわけではなく、比較的「人材確保」と「経営に関するお金の問題」が多い印象です。これらに焦点をあてていただけるといいのではないでしょうか。
特に財務諸表の問題は出題されると正答率がかなり下がるといわれている問題です。苦手感を克服できるようにどのような目的で作られているものなのか理解できるようにしましょう。
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