出題範囲の確認
出題基準は全部で大項目で7つあります。 ちなみに( )内は過去8回の試験で出題された回数です。
①現代社会における福祉制度と福祉政策(5)
②福祉の原理をめぐる理論と哲学(8)
③福祉制度の発展過程(17)
④福祉政策におけるニーズと資源(2)
⑤福祉政策の課題(28)
⑥福祉政策の構成要素(18)
⑦福祉政策と関連政策(5)
⑧相談援助活動と福祉政策の関係(0)
さらに、最近の出題傾向をあわせてみると特に③と⑤が大切なようです。⑥も出題傾向が高いような気がしますが、ここ3回ほど出題がかなり減っています。
コンスタントにずっと出ているのは③と⑤です。③についてはこちらをご覧ください。
出題内容の確認
1)福祉政策と社会問題(13)
2)福祉政策の現代的課題(10)
3)福祉政策の課題と国際比較(5)
1)については、貧困、孤独、失業、要援護、偏見や差別、社会的排除、ヴァルネラビリティ、リスク等、現代の福祉政策や社会問題で重要なキーワードになっているものが取り上げられています。
2)については、社会的包摂、社会連帯、セーフティーネットなどが選択肢に含まれています。
これらは「言葉定義の正しい理解」×「時事」のような問題が多いので、最近話題になっているキーワード、あるいはニュースというのが勉強のヒントになるでしょう。
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第31回の福祉政策の課題に関する問題
第31回の問題で「福祉政策の課題に関する問題」には以下のようなものがありました。最近、このタイプの問題は確実に増えています。社会福祉に関する社会情勢(話題になっていること)をある程度掴んでおくことが求められる問題ですね。
問題25 「福祉避難所の確保・運営ガイドライン」
問題26 ヘイトスピーチ解消法
問題27 世界幸福度報告書(World Happiness Report
問題28 性同一性障害や性的指向・性自認
問題29 育児・介護休業法
問題30 最低賃金制度
問題29や問題30はこれまでの出題された問題ですが、問題25-問題28はニュース等に敏感になっている方のほうが明らかに強い問題だと思います。
コメント
[…] 「現代社会と福祉」過去問の傾向と勉強方法:時事問題編第31回のテストではヘイトスピーチや性同一性障害など、最近のニュースなどで話題になっているものが取り上げられました。 […]
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