夏休みの間、個別指導をしている女性がいます。とても熱心でエネルギッシュ!!彼女をみていると「こういう人が合格するんだな・・・」と思います。
社会人ですが、忙しいを言い訳にせず、よくついてきてくれました。約30時間ほど一緒に勉強しましたが、恐らく、次の模試では100点に近い点数をとってくれるでしょう。
皆さんもエンジンかかってきていますか?そろそろ本腰いれなきゃいけない時期ですね。
オレンジプランを確認しましょう
オレンジプランは次の7つの柱に基づいて行われています
1.認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
主な政策は認知症サポーターです。養成講座を受講した人がサポーターになれます。特に専門職ではありませんが、地域の中で認知症の方々を温かく見守る支援者ですね。
私が住んでいる地域では市役所のHPで次のように紹介されていました。
2.認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
①身近なかかりつけ医の認知症対応力を向上させるための研修を実施し、また、初期集中支援チームのバックアップや、かかりつけ医の認知症診断等に関する相談役等の役割を担う認知症サポート医の養成を進めていきます。歯科医師や薬剤師等についても対応力を向上させるような取り組みを行います。病院従事者や看護職の方々に対しても対応力向上も同様です。認知症実践者研修を行い、良質な介護の担い手となる人材の育成にも努めます。
② 認知症疾患医療センターは、認知症の速やかな鑑別診断や、行動・心理症状(BPSD)と身体合併症に対する急性期医療、専門医療相談、関係機関との連携、研修会の開催等の役割を担います。
こちらには加算の説明も掲載されています。確認したい方はぜひ!
③ 認知症初期集中支援チームは、医療・介護の専門職が家族の相談等により認知症が疑われる人や認知症の人及びその家族を訪問し、必要な医療や介護の導入・調整や、家族支援などの所為の支援を包括的、集中的に行い、自立生活のサポートを行うチームです。
④ 行動・心理症状(BPSD)が見られた場合にも的確なアセスメントを行った上で非薬物的介入を対応の第一選択とするのが原則で有り、行動・心理症状(BPSD)に投薬をもって対応する場合においても、生活能力が低下しやすいことや服薬による副作用が生じやすいことなど高齢者の特性を考慮した対応がなされる必要があること等を「ガイドライン」化しています。
⑤ 認知症ケアパスとは、地域ごとに、発症予防から人生の最終段階まで、生活機能障害の進行状況に合わせ、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受ければよいのか、これらの流れをあわかじめ標準的に示したものです。地域ごとに「認知症ケアパス」を確立し、認知症の人やその家族、医療・介護関係者等の間で共有され、サービスが切れ目なく提供されるようにその活用を推進しています。
⑥ 認知症地域支援推進員は、医療・介護等の支援ネットワーク構築、認知症対応力向上のための支援、相談支援・支援体制の構築等を行います。
3.若年性認知症施策の強化
若年性認知症コーディネーターを配置し、コールセンターを設ける取り組みも行われています。情報提供ができるようガイドブックも用意されています。
4.認知症の人の介護者への支援
認知症カフェ・・・ 認知症の人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有しお互いを理解し合う「認知症カフェ」等の設置を推進しています。
5.認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
6.認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進
認知症をきたす疾患それぞれの病態解明や行動・心理症状(BPSD)を起こすメカニズムの解明を通じて、認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発の推進を図ります
7.認知症の人やその家族の視点の重視
これまでの認知症施策は、ともすれば、認知症の人を支える側の視点に偏りがちであったとの観点から、認知症の人の視点に立って認知症への社会の理解を深めるキャンペーン(再掲)のほか、初期段階の認知症の人のニーズ把握や生きがい支援、認知症施策の企画・立案や評価への認知症の人やその家族の参画など、認知症の人やその家族の視点を重視した取組を進めていきます。
オレンジプランと新オレンジプランの違い
国家試験には、この程度の知識で十分ですが、もしプラン策定の背景などをより詳細に確認したい方はこちらのサイトをおススメします。
とても読みやすくて、わかりやすいです。
お時間がある時はぜひ!
そろそろ各模擬試験の申込などが始まる時期ですね。暑さも少しずつ朝夕和らいできました。体調を整えて、秋からの勉強にしっかり備えましょう。
私も夏休みが終わり、後半に講義が始まりました。各大学や専門学校等にお邪魔します!
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