その感覚、あなただけではありません
勉強し始めたころ、みんな一度はこう思います。「大学の授業と国家試験の問題が全然違う」「知らないことばかり」「どうしよう」。そう感じたあなたへ、まず伝えたいことがあります。
国試の勉強を始めたばかりの学生から、本当によく聞く言葉があります。「大学の授業とぜんぜん違います」「こんなの習っていません」。
そうなんです。大学の授業と国家試験対策は、似ているようで別物です。大学は「学問」を教える場所。国試は「試験に受かるための専門知識」を求めてくる場所。
だから、大学の授業だけを真面目に受けてきた人ほど、最初は面食らいます。「受かる気がしない」と思って当たり前です。
そこから、ちゃんと合格していきます
過去問を見る。解く。わからないところをテキストで確認する。またやる。アウトプットする。
地味です。本当に地味な作業です。でも、これをコツコツ続けている学生は、ちゃんと解けるようになっていきます。毎回そうです。23年間、毎年300人~400人ほどの受験生を見てきて、これには例外がありません。
道のりは、決して平坦ではありません。卒論と重なる。就活と重なる。バイトもあるし、私生活でいろいろ起こるのみんな一緒です。「今日はもう無理」と泣きながら勉強している学生もたくさん見てきました。
特に秋以降になると、卒論がいよいよ本格化してきて、みんなそっちで頭がいっぱいになります。勉強しなきゃと思いつつ、卒論に時間を取られて思うように進まない。
それでも、そういう人たちが、ちゃんと本番の日には解けるようになって、合格していくんです。
追い詰められている人のほうが受かります
これは、私の実感です。
適当に勉強していた学生が、追い詰められもせず、そのまま順調に合格した。そういう合格者をみた記憶が、ありません。
むしろ、不安そうにしている人、泣きながら「私、本当に大丈夫ですかね」と聞いてくる人のほうが、ちゃんと最後まで走り切って合格していきます。
最短ルートで、悩まずスイスイ合格する。そんなことは、よほどの頭脳でない限り無理です。みんな、悩んで、迷って、それでも過去問に向き合って、合格を掴んでいます。
だから、「受かる気がしない」と言わなくていいです。そう思うのは、あなたがちゃんと現実を見ている証拠です。あとは、自分は凡人だと思う人ほど、謙虚な気持ちで勉強に向き合いましょう。
とにかく、覚えるほど過去問を解いてください
私がいつも学生に言っていることは、これだけです。
「とにかく、覚えるほど過去問を丁寧に解きましょう」
そんなことか、と思われるかもしれません。でも、この方法で数千人の学生が合格していくのを、この目で見てきました。安心して、過去問に向かってください。
秋の時点で点数が伸びず、そこから合格した学生の体験記です。


コメント