まだ過去問題集が手に入らない時にすべきこと
第31回の試験は第30回の試験と比較して難しかったという受験生が圧倒的に多かったようです。
実際に第30回の合格点99点で、第31回の合格点は89点でしたので、10点も下がっているのです。おそらく平均点も10点ほどさがったのでしょう。
ご存知の通り、第30回の問題が少々簡単すぎたというのも否めませんが・・・
それでは第32回の問題はどうなるのでしょう?簡単なのでしょうか、難しいのでしょうか。
自分が受験する年の問題は簡単なほうがいいなって思ってしますよね・・・難しいと嫌だなって、誰でも思います。
でも、よく考えてみてください。
実は第32回の問題が難しくても簡単でも、試験の準備方法が変わるわけではありません。
「問題が難しい→平均点がさがり、合格点がさがる」
「問題が簡単→平均点があがり合格点があがる」
ということなので、どんな年に受験しようとも、ただ淡々と勉強し、上位20~25%以内に入ること。これが何より大切ということになります。
私がおススメしている勉強方法
最新の過去問題集はまだ販売されていませんので、まずは第31回用の過去問題集を手にいれてください。新品でなくても問題ありません。まずは過去問をしっかり見てください。
どんな問題が出ているのか、どういう形式が多いのか、3年分ほどみればよく出ている問題が何となくわかってくると思います。
まずはそれで充分です。
過去の問題を見ることは敵を知ることでもあります。まずは敵を知ることが大切。
野球なら相手のピッチャーの弱点を皆で探ろうとするでしょう。そして自分の弱点を探った上でそれにあわせて練習するはずです。国家試験もそれは同じ。敵をしらずにただただ暴れていたって勝てない・・・国家試験はそんなものです。
過去問をしっかり眺めたら次に実際に解いてみてください
まずは過去問の「感じ」をつかむこと。これが大事です。
そして多くの方が気づかれるでしょう。大学の授業だけでは国家試験は対応できないな、と。まずはそのことに気が付き、焦るのが第一歩でしょうか。
国家試験の問題ってこんなものなんだなというのを大まかに確認したら、実際にといてみてください。
どの程度細かな内容が問われるのかを確認しながら解くことをお勧めします。これは必要以上に細かく勉強しすぎることを防ぐためでもありますし、あまりに大雑把すぎて点数がしっかり積み重なっていかないという状況を防ぐためでもあります。
何をどの程度勉強するかをおおまかにつかんでから勉強すると効率がいいですよ。
テキストを読む前に過去問を見よ!
過去問には皆さんの勉強のヒントがたくさん隠れています。もちろん過去問だけでは解けない問題は多いですが、まずは過去問、これが大切です。
皆さんの参考になれば幸いです。
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