社会福祉士に受かる気がしない人へ|ブランクがあっても大丈夫な勉強法と、現場経験者が気をつけたいこと

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社会福祉士に受かる気がしない人へ|ブランクがあっても大丈夫な勉強法と、現場経験者が気をつけたいこと 勉強法・メンタル
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ブランクがあっても大丈夫

卒業してからブランクがある方、受験資格を得てからブランクがある方が合格するのを、私はたくさん見てきました。だから、そういう方の受験を心から応援しています。

先日、ある受講生からこんな質問を受けました。

15年ほど前に大学を卒業した後、現場で働いているのですが資格がとれていません。これからどんなふうに勉強していけばいいでしょうか?テキストは何がいいでしょうか?

受験生の中には、大学を卒業するときに資格をとらないまま現場に出て、数年たってから再チャレンジを考える方がいらっしゃいます。

ただ、ブランクがあってもなくても、勉強方法に大きな差はないと私は考えています。ですから、いつものスタンダードな勉強方法がやはり一番おすすめです。

・過去問をしっかり解きます。解き流すのではなく、選択肢の一つひとつがなぜ○でなぜ×なのかを確認します。
・5年分を5回解くことを目標にします。ここで過去問の選択肢の感覚をつかみ、繰り返し出題されている問題を確認します。
・過去問の解説だけではわからないところは、必ずテキストで確認します。

テキストは何を使っても大丈夫です。大切なのは、過去問をしっかり解きこなせるかどうかです。

これは現役の学生にも勧めている方法です。ブランクがある人のための特別な勉強方法は、意外とないんですよ。

以前勉強した制度は改正されていることが多いですし、試験科目も新しいカリキュラムに変わっています。以前の知識に頼るより、新たな気持ちで過去問に向かったほうがうまくいくと思います。

人名や年表はうっすら記憶に残っているものもあるかもしれません。それでも、勉強しなければならないことは現役の学生もブランクのある方も同じです。地道に過去問をこなしましょう。

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現場の感覚より制度の決まりで答えます

ひとつ気をつけてほしいことがあります。現場で働いた経験がある人は、「現場の感覚」に引っ張られがちです。「うちの現場ではこうしている」という感覚で国家試験の問題を解くと、制度の決まりと違う答えを選んでしまうことがあります。

以前、現場で働いている方向けに就労支援の講義をしたときに、「就労継続支援A型には年齢の要件がある」という選択肢を説明しました。制度上、A型を利用できるのは原則として65歳未満の人です。B型には年齢の上限がありません。

すると、ある受講生の方から「先生、でもうちの事業所には65歳以上の人もいます。だからこの選択肢は間違いではないでしょうか」と質問がありました。

65歳以上の人がA型を利用しているのは、制度に例外が定められているからです。65歳になる前の5年間、引き続き障害福祉サービスの支給決定を受けていて、65歳になる前日にA型の支給決定を受けていた人は、65歳を過ぎても引き続き利用できます。原則は65歳未満で、その例外として65歳以上の人も利用できるという順番です。

この受講生は、自分の事業所に65歳以上の人がいるという事実から、年齢の要件はないと考えました。これが、現場の感覚に引っ張られてしまう思考回路です。目の前の事例だけで判断せず、制度の原則と例外を確かめる必要があります。

国家試験が問うているのは、現場の実態ではなく、法令でどう定められているかです。

このことさえしっかり押さえておけば、現場の経験は国家試験の武器になりますよ。せっかく再チャレンジしようと決めたのですから、資格を手に入れましょう。

ブランクがあっても大丈夫です。正しい勉強をすれば、しっかり合格できます。

まずは騙されたと思って、得意な科目の過去問を5年分並べてみてください。「あ、これ何回か出ている」と思うものがありませんか。それこそが、まず勉強しなければならないところです。

悩んでいる時間があったら、過去問を3年分、1科目でいいから見なさいと、いつも学生を叱咤激励しています(笑)

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