第33回(第23回)国家試験が近づいてきました

勉強の仕方

試験が近づいてきました

今日、ある学校の受講生とZoomで少しだけ講義(というには大げさですが)をしました。少しだけでも様子をみることができてほっとしました。

こうして、Zoomで対策講義ができるのはいいほうで、今年はオンデマンド(録画)のための撮影ばかりしていた1年間でした。80コマ分くらい(もっとかも?)撮影したと思います。画面に向かってただただ話し続けるというのは、学生が目の前にいるのと違い、すごく疲れます・・・

話す側がこれほど疲れるわけですから、試験対策をオンデマンド(事前録画型)で受けていた受講生も画面ばかりみて過ごす勉強時間に相当疲れていると思います。

録画型は何度で見直しができる反面、一斉に受ける対策講座と違い、緊張感がうまれにくいというデメリットもあるといわれていますので、思ったように成果が出ないと悩んでいた受講生も多かったとように感じています。

皆さんは、この1年間どのような状況で勉強してきたでしょうか。

うちの受験生

うちも一番下の子が大学受験真っ最中です。1学期はほとんど学校に行かず、授業もすべてZoomで行われていました。春の時点では、息子も私も夫もみな在宅勤務。

それぞれの場所(自宅内の)で、それぞれPCに向かい、私はオンライン講義(講義をする方)、息子もオンライン講義(授業を受ける方)、夫はオンライン会議・・・という生活を送っていました。受験勉強が本当にできるようになったのは(高校の体制が整ったのは)7月になってからだったと記憶しています。

1月には共通テストがあるので12月から外食、遠出などは一切せず、お正月もただただ家にいました。共通テストが終わると、次は私大の入試が始まり・・・出願手続き、ホテルの予約等とともに、とにかく受験会場に元気に向かってほしい、ただただそれだけを考えて、生活していました。

きっと、皆さんや皆さんを見守るご家族も、同じような状況(似たような状況)であると推測します。

第33回の社会福祉士の国家試験はどうなる?

いつも、書いていますが、私は問題を作成しているわけではありませんので、試験がどうなるのかなんて予測する力はありません。試験の傾向は把握しているつもりですが、未来を予測する力はないので、予測はできないし、そんな無責任なことはしてはいけないと思っています。

ただ、私は普段から接している学生の数が多いので、「今年はこうなるかもしれないな」という雰囲気を感じることはあります。あくまでも受講生の様子から感じることです。

その中で今年度感じ続けていること(特に秋以降)は

今までより勉強が進んでいない(完成度が高い学生が少ない)

ということです。

当たり前かもしれませんが、緊張感ある対面講座と比べて、部屋着でリラックスしながら動画を見ているのでは、定着度合いが違います。オンライン講座はともかくオンデマンド中心の勉強をしていた方が多い場所に行くと、普段より完成度が低い気がします。

模擬試験の結果も普段より点数が低いようです。となると、本試験では合格点が下がる可能性が高いような気がします(ただし、ほぼ対面で講義が行われている学校等は普段と変わりません。点数も例年通りという感じです)。

・・・といっても、やることが変わるわけではありません。当日、1点でも多く点数をとること、これが何より大切です。

最後の1週間にしておくべきこと

最後の1週間は何をすればいいでしょうか?

よく質問されるので、私はいつもこう答えます。

「これ、いつも出るな」という問題を落とさないようにすること

「また同じとこ間違ったな」という問題でミスしないこと

要するに・・・新しい知識よりも「知識を安定させる」

それからもう一つ

数字はまとめて暗記しなおそう

これは理屈より暗記なので、数日でまとめて暗記事項を確認します。例えば社会保障給付費、社会保障関係費、国民負担率、国民医療費、生活保護率等ですね。

何より大切なのは

でも、何よりも大切にしてほしいのは、「いい感じ」の自分で試験会場に向かえること。最後の1週間は、試験会場に「いい感じで向かっている自分」をイメージして、気持ちが落ち込んだり、焦りすぎたりしないように、ゆっくり過ごしてください。

当然試験数日前なので、皆さん数時間は勉強されていると思いますが、それ以外の時間はリラックスして、いい感じの自分をしっかりイメージしてください。

私は、そんなときは断然ヨガ。特にこのポーズが好きです!最後はもちろん、屍のポーズ(シャバーアサナ)でリラックスです。自分の機嫌は自分でとりつつ、最後の1週間を乗り切りましょう!

立木のポーズ
集中力アップ!冷え性改善!

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