国家試験は学歴や性格をみる試験ではない。学歴不問、コミュニケーション力不問。

精神保健福祉士国家試験に関する情報

国家試験はどこまでも平等

国家試験はすごく平等な試験です。普段どんなに大学の成績が良くても、ゼミの先生に可愛がってもらっていても、当日の点数だけで合否が判断されます。

ある意味完全に平等なので、とても勤勉でよく勉強しているけれど、どうしても面接が苦手という人には有利なテスト形式だと思います。とにかくコツコツと勉強すれば、その頑張りをみてくれるテストです。

普段要領の良さや人の機嫌をとることで何とかやり過ごしてきたという人よりも、不器用でも真面目に取り組んできた人が最後は勝つテストなので、

努力型の受験生を裏切らないのが国家試験だと思います。

だからこそ対人系の試験が不得意な人は頑張り甲斐があると思います。

学歴も一切関係なし

社会福祉士や精神保健福祉士の養成校を卒業しなければならないというハードルはありますが、学歴不問というのも国家資格の魅力です。

企業の採用試験だと「〇〇大学派閥」だったり、リクルーターとのコネだったり、色々なしがらみがあることが多いですよね。

〇〇銀行は〇〇大学が強いとか・・・そんなこともよくある話です。

でも国家試験はそんなことは全く関係ありません。

どこの大学を出たから受かりやすい、どこの大学を出たから受かりにくいというような「学歴前提」になっているような試験制度ではないのです。

実際に大学別国家試験合格率をみると、偏差値と合格率が無関係なのがよくわかります。

当日の実力だけで合否が決まるなんて、こんなわかりやすい制度あるでしょうか。

なぜ落ちたんだ?と悩む要素が全くないのですから(面接はこれがあるからやっかいです)。

堂々と勝負しましょう

学歴も関係なし、話し下手も関係なし、コミュニケーション能力も関係なし。当日、淡々と試験問題をといて一定程度に達すれば国家資格が手に入ります。そしてその国家資格を持っていることで絶対的に安定した就職に有利になります

(もちろん、対人系の資格を持った以上、それ以降のコミュニケーション能力は求められますが、それは仕事ですから頑張りましょう。でも面接と対人援助は全く違うものですので、対人援助のコミュニケーションについては実習等で学んでくださいね。対人援助は面接みたいに5分、10分であなたを判断するわけではないので、あなたの良さがゆっくり、じんわり伝わります。大丈夫。)

この事実をどのようにとらえるかは受験生しだいでしょう。私はこれまで色々な要素で人生がうまくいかなかった人、大学受験の時に思うように結果が出せなった人こそ、人生を挽回するチャンスを与えてくれるのが国家資格だと感じることが多いです。

国家資格が欲しいか欲しくないかはあなた次第

国家資格は「学歴不問」「対人関係が得意不得意不問」これが最大の特徴であり、最大の魅力です。

自分にあう仕事は何か、どんな試験なら結果を出せそうか、色々な視点で考えていただけるといいと思います。

社会人になってから自分の性格がはじめてわかった、もっと力を発揮できる場所で働きたい、そんな方にも、国家試験の試験の特性を知っていただけるといいなと思います。

ご自身の将来を考える時の参考になると幸いです。

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