模擬試験は早めに、できるだけ複数の団体のものを!
模擬試験は、できるだけ早い時期に受けることをおすすめします。受けたあとに復習する時間が必要だからです。試験直前に受けても、間違えた問題を確認する時間がとれません。
また、1つの団体のものだけでなく、複数の団体の模擬試験を受けてください。作問する人が違えば、問われ方も変わります。ある団体の模擬試験で解けた分野が、別の団体の模擬試験では解けないということがあります。そこで初めて、自分がその分野を本当に理解していたのかどうかがわかります。
模擬試験は9月から実施しているものが多くあります。養成校で受ける日程が決まっている方もいますし、自宅受験であれば自分の都合に合わせて受けられます。遅くとも12月の上旬までには、受ける予定のものをすべて終えてください。12月以降は、模擬試験を受けることよりも、これまでに解いた問題を確実にすることのほうが大切になります。
時間が足りないと感じる人が増えています
新しいカリキュラムになってから、時間が足りなかったという声を多く聞くようになりました。とくに、社会福祉の原理と政策から地域福祉と包括的支援体制のあたり、それから刑事司法と福祉のあたりで、集中力が続かなくなる方が多いようです。
これは知識の問題ではありません。長時間、問題文を読み続けることによる疲れの問題です。自宅で1科目ずつ解いているときにはわからないかもしれませんが、模擬試験を受け、全問通しで解いて初めてわかります。
自分がどこで苦しくなるのかがわかれば、本番でその時間帯をどう乗り切るかを考えられます。休憩の取り方、解く順番、迷った問題を飛ばす判断の仕方を、模擬試験のうちに試しておいてください。
点数よりも、解けなかった問題です
模擬試験の結果が返ってきたら、点数ではなく、解けなかった問題を見てください。
解けなかった問題には、2種類あります。まったく知らなかったものと、知っていたはずなのに間違えたものです。前者はこれから覚えればいいだけなので、新しい知識を得るチャンスと思ってください。後者は、覚え方が曖昧だったということですので、テキストに戻って再確認してください。
模擬試験で間違えたということは、本番で間違えなかったということです。同じ間違いを本番でしないために、「間違えてしまったのが今で良かった」と考えてください。
2019年に、同じことを書いていました
以下は、2019年に書いた記事です。カリキュラムは変わりましたが、模擬試験の結果に悩む気持ちは、当時も今も変わりません。
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皆さんに発信したいことは山ほどあるのですが、国家試験対策が超忙しく、ブログの更新もままならない今日この頃です。私、ただいま全くお休みがなく、次回の休日は12月19日というハードスケジュールです。皆さんもきっと忙しさは同じですね。
学生からのメッセージ
さて、最近「模擬試験」の結果に悩んでいる学生さんからこんなお話をいただきます。
「竹元先生、またまたすみません。今月中旬に在宅受験で受けた中央法規の模試の解答が先程届いたので自己採点したのですが、93点でした、、基準がわからないのですが、この時期だともう少し取れていないと危ないですよね、、、?割と勉強してきたつもりだったのですが、ソ教連の結果といい、やっぱり基礎ができていないということなんでしょうか。焦ってます。こんなこと聞くよりもとりあえず勉強するしかないのはわかっているのですが、、」
懸命に試験対策を頑張っている学生からこのような連絡をもらうと、その健気さに胸がいっぱいになります。
模擬試験は何のために受ける?
さて、本題。模擬試験って何のために受けているのか考えてみてください。
①力試し
②時間配分に慣れる
③数時間、ぶっ通しで問題を解き続けることに慣れる
④一番辛い時間帯を知る
⑤弱点を発見する
私はこの5つに模擬試験を受ける意味が集約されていると思っています。だから、〇〇点とれたかはあまり気にする必要はありません。だって、人間本当に力が出るのは試験が近づいてきた今からですから。
むしろ、模擬試験で解けなかった問題の解きなおしや復習をしながら「あー、失敗したのが(間違ったのが)本番でなくて良かった」と思ってください。本番で同じ失敗をしないことのほうがずっと大切です。
「よく頑張った」「よしもう少し頑張ろう」と思える自分
自信過剰はダメだけど、自信を持つことも大切です。頑張ってきた自分をほめ、労わり、そして明日もまた頑張りましょう。模擬試験に一喜一憂せず淡々と勉強しましょうね。
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