今回は「危機介入アプローチ」です。自信をもって解けるように、キーワードを整理していきましょう。
この記事は「頻出!相談援助のアプローチシリーズ」の一つです。
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危機介入アプローチとは
大切な人との死別、災害、突然の病気。人生には、これまでの対処方法では乗り越えられない出来事が起こります。心のバランスが崩れた危機状態にある人へ、時機を逃さず、積極的・集中的に介入するのが危機介入アプローチです。
理論の土台はキャプランらの危機理論(予防精神医学)。それをソーシャルワークに導入したのがラポポートです。テキストでは「ラポポートやキャプランによって提唱された」と紹介されます。
キーワードは「危機状態」「対処能力」
目標は、深い原因の解明ではありません。危機状態にある人の対処能力を回復させ、以前の均衡状態に戻すこと。だから介入は短期集中。「今、ここ」に焦点を当てます。悲嘆へのグリーフワークとも関わりの深いアプローチです。
国試ではこう出る
近年の定番はエンパワメントアプローチとの入れ替えです。「危機介入アプローチは、クライエントが社会から抑圧され、力を奪われていく構造に目を向ける」――誤り。それはエンパワメント。危機介入なら、急性の混乱・バランスを崩した状態・対処能力です。
逆に「エンパワメントアプローチは、バランスを崩した危機状態に着目する」も誤り。セットで押さえれば、どちらから出ても対応できます。
すっきり整理
| 提唱者 | ラポポート、キャプラン(危機理論) |
|---|---|
| キーワード | 危機状態/対処能力の回復/短期集中 |
| ひとことで | 心のバランスが崩れた「今」に、すばやく入る |
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