今回は「心理社会的アプローチ」です。自信をもって解けるように、キーワードを整理していきましょう。
この記事は「頻出!相談援助のアプローチシリーズ」の一つです。
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心理社会的アプローチとは
ホリスが『ケースワーク:心理社会療法』(1964年)で体系化したアプローチです。診断主義の流れを受け継ぎ、クライエントの問題を、心理的な要因(人)と社会的な要因(環境)が互いに影響し合うものとして捉えます。
その中心概念が「状況の中の人」です。人だけを見ない。環境だけを見ない。人と状況(環境)のつながりの中で問題を捉え、両方に働きかけていきます。
キーワードは「状況の中の人」
この一言が出たら、ホリス。逆に、ホリスと来たら「状況の中の人」。この対応は絶対に崩れません。
あわせて、6つの介入技法(持続的支持・直接的指示・浄化法・人と状況の全体関連性の反省・パターン力動的反省・発達的反省)も出題されたことがあります。深追いは不要ですが、「持続的支持=傾聴や受容」だけでも押さえておくと安心です。
国試ではこう出る
誤答パターンの王道は提唱者の入れ替えです。「パールマンは『状況の中の人』という視点から心理社会的アプローチを確立した」――誤り。パールマンではなくホリスです。ハミルトンと入れ替えるパターンも出ています。
もうひとつ、「急性の混乱状態にある人の対処能力の強化に焦点を当てる」という説明が紛れ込むことがあります。これは危機介入アプローチの説明。キーワードのすり替えに注意してください。
すっきり整理
| 提唱者 | ホリス(『ケースワーク:心理社会療法』1964年) |
|---|---|
| キーワード | 状況の中の人/心理と社会の相互作用 |
| ひとことで | 人と環境、両方まとめて働きかける |
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