差別と逸脱に関する問題10問
問1 ゴッフマンは、主に身体に付随し、それが他者にとっての偏見を呼び起こす「印」として機能するものをスティグマと呼んだ。
解答を見る
○
もともとは奴隷や犯罪者に押した焼き印を指す言葉です。第37回問題17で出題。
問2 オルポートは、民族的偏見を「誤った、柔軟性のない一般化に基づいた反感」と定義づけた。
解答を見る
○
事実に反する決めつけを、訂正できないまま持ち続けることが偏見であるとしました。第37回問題17で出題。
問3 リップマンは、人々の知覚や認識を単純化して理解することをダブル・コンティンジェンシーと呼んだ。
解答を見る
×
リップマンが論じたのはステレオタイプです。ダブル・コンティンジェンシーはパーソンズの概念です。第37回問題17で出題。
問4 コールマンは、政治・経済・軍事などの分野のトップが社会の権力を握るとするパワーエリート論を展開した。
解答を見る
×
パワーエリート論はミルズです。第37回問題17で出題。
問5 ミルズは、一次的逸脱と二次的逸脱という概念を用いて、逸脱的アイデンティティが形成されるメカニズムを説明した。
解答を見る
×
一次的逸脱と二次的逸脱を論じたのはレマートです。第37回問題17で出題。
問6 ラベリング論とは、周囲の人々や社会統制機関などが、ある人々の行為やその人々に対してレッテルを貼ることによって、逸脱は作り出されるとみる立場である。
解答を見る
○
逸脱は行為そのものの性質ではなく、周囲がそう扱うことで生まれるという見方です。第29回問題21、第35回問題21で出題。
問7 ラベリング論とは、下位集団における逸脱文化の学習によって、逸脱が生じると考える立場である。
解答を見る
×
この説明は分化的接触理論のものです。第35回問題21、第29回問題21で出題。
問8 マートンが指摘したアノミーとは、文化的目標とそれを達成するための制度的手段との不統合によって社会規範が弱まっている社会状態を指す。
解答を見る
○
成功という目標は共有されているのに、それを達成する正当な手段が開かれていないときに、逸脱が生じるという説明です。第33回問題21で出題。
問9 ハーディンが提起した「共有地の悲劇」とは、それぞれの個人が合理的な判断の下で自己利益を追求した結果、全体としては誰にとっても不利益な結果を招いてしまう状況を指す。
解答を見る
○
共有の牧草地で、各自が自分の家畜を増やした結果、牧草が枯れてしまうという例え話です。第35回問題20で出題。
問10 「共有地の悲劇」とは、財やサービスの対価を払うことなく、利益のみを享受する成員が生まれる状況を指す。
解答を見る
×
この説明はフリーライダーのものです。第35回問題20で出題。
家族と人口に関する問題10問
問1 ライフサイクルとは、人間の出生から死に至るプロセスに着目し、標準的な段階を設定して人間の一生の規則性を捉える概念である。
解答を見る
○
誕生、就学、就職、結婚、子育て、退職といった標準的な段階を想定します。第36回問題19で出題。
問2 ライフサイクルとは、個人の人生の横断面に見られる生活の様式や構造、価値観を捉えるための概念である。
解答を見る
×
この説明はライフスタイルのものです。第36回問題19で出題。
問3 ライフサイクルとは、社会的存在としての人間の一生を、生まれた時代や様々な出来事に関連付けて捉える概念である。
解答を見る
×
この説明はライフコースのものです。標準的な段階を想定するライフサイクルに対して、ライフコースは一人ひとりの人生の多様さをとらえます。第36回問題19で出題。
問4 ライフサイクル上の社会化とは、乳幼児期から青年期までの過程を指す。
解答を見る
×
社会化は生涯にわたって続きます。就職や退職といった節目でも、新しい役割を身につけていきます。第29回問題17で出題。
問5 人口転換とは、「多産多死」から「多産少死」を経て「少産少死」への人口動態の転換を指す。
解答を見る
○
医療や衛生の改善でまず死亡率が下がり、その後に出生率が下がります。第31回問題18では、「多産多死」から「少産多死」を経て、という記述が誤りとして出題されています。
問6 人口ボーナスとは、人口の年齢構成が経済にとってプラスに作用することをいう。
解答を見る
○
働く世代の割合が高く、支えられる世代が少ない時期に起こります。第31回問題18で出題。
問7 第二次世界大戦後の世界人口の増加は、主に先進諸国の人口増加によるものである。
解答を見る
×
増加の中心は開発途上国です。第31回問題18で出題。
問8 国民生活基礎調査においては、「核家族世帯」に「三世代世帯」は含まない。
解答を見る
○
核家族世帯は、夫婦のみ、夫婦と未婚の子のみ、ひとり親と未婚の子のみの世帯です。第34回問題18で出題。
問9 国勢調査においては、世帯を「一般世帯」と「非親族世帯」の二つに大きく分類している。
解答を見る
×
「一般世帯」と「施設等の世帯」の二つです。第34回問題18で出題。
問10 日本の合計特殊出生率は、1975年(昭和50年)以降2.0を下回っている。
解答を見る
○
1975年に2.0を割り込んで以降、一度も2.0に戻っていません。第33回問題15で出題。
社会問題に関する問題10問
問1 信頼、規範、ネットワークなどによる人々のつながりの豊かさを表すために、パットナムによって提唱された概念は、ソーシャルキャピタル(社会関係資本)である。
解答を見る
○
人と人とのつながりそのものを、社会にとっての資本と捉える考え方です。第36回問題20で出題。
問2 災害時におけるレジリエンスとは、被災者並びに被災地が被害から立ち直っていく際に持つ力のことである。
解答を見る
○
打撃を受けても回復していく力を指します。第37回問題18で出題。
問3 災害時におけるレジリエンスとは、大規模災害の後に一時的な現象として発生する理想郷的コミュニティのことである。
解答を見る
×
この説明は災害ユートピアのものです。第37回問題18で出題。
問4 8050問題とは、一般的には、80代の高齢の親と、50代の無職やひきこもり状態などにある独身の子が同居し、貧困や社会的孤立などの生活課題を抱えている状況を指す。
解答を見る
○
高齢者福祉と障害者福祉のどちらの窓口でも受け止めにくいことから、包括的な支援体制が求められる例として挙げられます。第34回問題27で出題。
問5 保活とは、子どもを認可保育所等に入れるために保護者が行う活動であり、保育所の待機児童が多い地域で活発に行われる傾向がある。
解答を見る
○
第34回問題27で出題。
問6 ニートとは、35~59歳の未婚者のうち、仕事をしておらず、ふだんずっと一人でいるか、家族しか一緒にいる人がいない者のことを指す。
解答を見る
×
ニートは、15歳から34歳の若年無業者を指します。第34回問題27で出題。
問7 ダブルケアとは、老老介護の増加を踏まえ、ケアを受ける人と、その人をケアする家族の双方を同時に支援することを指す。
解答を見る
×
ダブルケアは、育児と介護を同時に担うことを指します。第34回問題27で出題。
問8 ワーキングプアとは、福祉給付の打切りを恐れ、就労を見合わせる人々のことを指す。
解答を見る
×
ワーキングプアは、働いていても貧困から抜け出せない状態にある人を指します。第34回問題27で出題。
問9 1970年代におけるコミュニティ政策は、既存の自治会・町内会を基盤として、それまでの地域のつながりを保持しようとしたものであった。
解答を見る
×
1970年代のコミュニティ政策は、都市化で従来のつながりが弱まったことを受けて、住民の自主的な参加による新しいコミュニティをつくろうとするものでした。第29回問題16で出題。
問10 1990年代のコミュニティ政策では、地方分権改革により、地域社会の自律・自立の担い手としてのコミュニティが改めて注目されるようになった。
解答を見る
○
第29回問題16で出題。
一問一答シリーズはこちら
→一問一答記事一覧(随時更新中)


コメント