調査の種類に関する問題10問
問1 社会踏査とは、社会的な問題を解決するために行われる調査である。
解答を見る
○
ブースやラウントリーの貧困調査が代表例です。第35回問題84、第29回問題84で出題。
問2 貧困の実態調査などの社会調査を基に、社会改良が行われることもある。
解答を見る
○
調査で明らかになった事実が、制度をつくる根拠になります。第32回問題84で出題。
問3 社会調査の分析対象は、数量的データに限定されている。
解答を見る
×
語りや観察の記録などの質的データも対象です。第35回問題84、第32回問題84、第29回問題84で出題。
問4 報道機関が行っている世論調査は、社会調査には含まれない。
解答を見る
×
世論調査も社会調査の一つです。第32回問題84で出題。
問5 社会調査は、市場調査や世論調査を含まず、行政調査と学術調査を指している。
解答を見る
×
市場調査も世論調査も社会調査に含まれます。第35回問題84で出題。
問6 研究者が個人で行うフィールドワークは、社会調査には含まれない。
解答を見る
×
個人が行う調査も社会調査です。第29回問題84で出題。第32回問題84では、社会調査は研究者が共同で行わなければならない、という記述が誤りとして出題されています。
問7 国勢調査の対象者は、日本に居住する日本国籍をもつ人に限定されている。
解答を見る
×
日本に住んでいるすべての人が対象で、外国人も含まれます。第35回問題84、第33回問題84で出題。
問8 センサスとは、民間企業が消費者の動向を把握するために行う調査である。
解答を見る
×
センサスは、国が行う全数調査を指します。国勢調査がこれに当たります。第29回問題84、第31回問題84で出題。
問9 アクションリサーチとは、特定の状況における問題解決に向けて、調査者が現場に関与する社会調査である。
解答を見る
○
調査者が外から観察するのではなく、現場の人とともに問題解決に取り組みます。第31回問題84で出題。
問10 アクションリサーチでは、計画、実施、事実発見の循環が、基本プロセスとして提唱されている。
解答を見る
○
調べて終わりではなく、実践と結びつけて繰り返します。第28回問題88で出題。同じ問題で、質問紙調査のような量的調査は用いられない、という記述が誤りとして出題されています。量的調査を用いることもあります。
統計法に関する問題10問
問1 2007年(平成19年)の統計法改正の目的は、公的統計の位置づけを「行政のための統計」から「社会の情報基盤としての統計」へと転換させることである。
解答を見る
○
統計を行政の内部資料から、社会全体で使える資源へと位置づけ直した改正です。第32回問題85で出題。
問2 一般統計調査は、行政機関が行う統計調査のうち、基幹統計調査以外の調査のことをいう。
解答を見る
○
基幹統計調査は特に重要なものとして総務大臣が指定します。第30回問題84で出題。
問3 一般統計調査には、基幹統計調査も含まれる。
解答を見る
×
基幹統計調査以外のものが一般統計調査ですので、含まれません。第35回問題85で出題。
問4 厚生労働省が実施する社会福祉施設等調査は、基幹統計調査である。
解答を見る
×
一般統計調査です。厚生労働省の基幹統計には、国民生活基礎調査、人口動態調査、患者調査などがあります。第35回問題85で出題。
問5 基幹統計調査である国勢調査は、10年ごとに無作為抽出による調査が行われる。
解答を見る
×
5年ごとに、日本に住むすべての人と世帯を対象とする全数調査として行われます。第30回問題84で出題。
問6 行政機関の長は、一定の要件を満たす学術研究に対して、調査票情報を提供することができる。
解答を見る
○
公的統計を社会の情報基盤とする考え方から、二次利用のしくみが設けられています。第35回問題85で出題。
問7 2007年(平成19年)の統計法改正により、調査票情報は、目的を問わず誰でも二次利用できるようになった。
解答を見る
×
二次利用には、学術研究などの要件と手続きが必要です。誰でも自由に使えるわけではありません。第32回問題85で出題。
問8 統計委員会は、各都道府県に設置されるようになった。
解答を見る
×
統計委員会は国に置かれます。第32回問題85で出題。第30回問題84では、調査を実施する行政機関は、その機関内に統計委員会を置かなければならない、という記述が誤りとして出題されています。
問9 統計法には、個人情報の秘密漏えいに関する罰則は定められていない。
解答を見る
×
罰則が定められています。第35回問題85で出題。
問10 労働力調査は、調査時に求職中の人も対象とする。
解答を見る
○
就業者だけでなく完全失業者も把握しますので、求職中の人も対象です。第33回問題84で出題。
質的調査に関する問題10問
問1 グラウンデッド・セオリー・アプローチでは、分析を進めた結果としてこれ以上新しい概念やカテゴリーが出てこなくなった状態を、理論的飽和と呼ぶ。
解答を見る
○
データの収集と分析を交互に繰り返し、飽和に達したところで終えます。第30回問題90で出題。
問2 会話分析の関心は、調査対象者がどのように日常的な相互行為を秩序立てて生み出すのかを解明するために、会話内容ではなく、会話の形式や構造に向けられる。
解答を見る
○
誰がどの順番で話すか、どこで間が入るかといった、やりとりの組み立てを見ます。第32回問題90で出題。
問3 エスノメソドロジーの会話分析は、民族の文化を描きだす方法である。
解答を見る
×
民族の文化を描くのはエスノグラフィーです。エスノメソドロジーは、人々が日常の場面をどう成り立たせているかを明らかにするものです。第30回問題90で出題。
問4 非構造化面接とは、インタビューの質問項目をある程度計画しておき、話の流れに応じて柔軟に聞き取りをしていく方法である。
解答を見る
×
この説明は半構造化面接のものです。非構造化面接は、質問項目を定めずに自由に語ってもらう方法です。第30回問題90で出題。
問5 半構造化面接では、質問項目を事前に用意し、いつ、どの順番で質問を行うかを面接中に調査者が判断する。
解答を見る
○
面接中に新しい質問を加えることもあります。第34回問題90、第31回問題89で出題。
問6 構造化面接では、対象者に語りたいことを自由に話してもらうことが重要である。
解答を見る
×
構造化面接は、質問の内容と順番をあらかじめ決めて、そのとおりに進める方法です。自由に語ってもらうのは非構造化面接です。第36回問題89で出題。
問7 グループ・インタビューの調査者は、対象者同士の会話を促さないようにする。
解答を見る
×
参加者どうしのやりとりから話が広がることに意味があります。第36回問題89、第34回問題90、第28回問題87で出題。
問8 観察法における「完全な観察者」は、観察に徹して、その場の活動には参加しない。
解答を見る
○
観察者の関与の度合いによって、いくつかの立場に分けられます。第33回問題90で出題。
問9 ドキュメント分析の対象となるデータには、手紙や日記などの私的文書も含まれる。
解答を見る
○
第36回問題90で出題。第31回問題90と第29回問題89でも、手紙や日記などの私的文書を除外するという記述が誤りとして出題されています。
問10 参与観察において、観察ノートを整理する際は、調査者の感想を記さないように留意する。
解答を見る
×
そのときに感じたことも、後の分析の手がかりになります。事実と解釈を区別して書き残します。第35回問題89で出題。
一問一答シリーズはこちら
→一問一答記事一覧(随時更新中)


コメント