感覚と知覚に関する問題10問
問1 外界の刺激を時間的・空間的に意味のあるまとまりとして知覚する働きを、知覚の体制化という。
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ばらばらの点や線が、ひとつの形として見えるような働きです。第33回問題9で出題。
問2 網膜像から対象物の形を知覚するには、認識対象の形を背景から浮き立たせる「図と地の分離」が必要である。
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形として浮き上がって見える部分が図、背景となる部分が地です。第27回問題8で出題。第31回問題9では、形として知覚される部分を地、背景となる部分を図とする記述が、誤りとして出題されています。
問3 明るい場所から暗い場所に移動した際、徐々に見えるようになる現象を、視覚の明順応という。
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暗順応です。逆に、暗い場所から明るい場所に出て目が慣れることを明順応といいます。第33回問題9、第29回問題10で出題。
問4 水平線に近い月の方が、中空にある月より大きく見える現象を、大きさの恒常性という。
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これは錯視です。第33回問題9、第29回問題10で出題。
問5 大きさの恒常性とは、網膜に映し出されたとおりに大きさを知覚することである。
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逆です。網膜に映る像の大きさが変わっても、同じ大きさのものとして知覚されることを、大きさの恒常性といいます。遠くにいる人が小さく見えても、小さい人だとは思いません。第31回問題9、第27回問題8で出題。
問6 二つの異なる刺激の明るさや大きさなどの物理的特性の違いを区別することができる最小の差異を、刺激閾という。
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違いを区別できる最小の差は弁別閾です。刺激閾は、刺激があると感じられる最小の強さを指します。第33回問題9で出題。
問7 大脳の前頭葉は、計画、判断、評価、創造などの高次精神活動に関係する。
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第29回問題8で出題。
問8 意味記憶とは、「日本の都道府県の数は47である」というような、一般的な知識に関する記憶である。
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第31回問題10で出題。
問9 昨晩、近くの店でハンバーグカレーを食べたことを覚えている。これはエピソード記憶の例である。
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いつ、どこで、何をしたかという個人の経験の記憶です。第29回問題11で出題。
問10 気分は、はっきりした生理的な反応を伴い、急激に生起して数秒間で消失する。
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この説明は情動のものです。気分は、生起した原因があいまいで、比較的弱く長く続きます。第29回問題9で出題。
動機づけに関する問題10問
問1 絵を描くことが楽しくて、時間を忘れて取り組んだ。これは内発的動機づけによる行動である。
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行動そのものが目的になっています。第31回問題8で出題。
問2 おこづかいをもらえることが嬉しくて、玄関の掃除を毎日行った。これは内発的動機づけによる行動である。
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報酬という外からの働きかけによるものですので、外発的動機づけです。第31回問題8で出題。
問3 マズローの欲求階層説において、自己実現の欲求は成長欲求(成長動機)といわれる。
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下位の四つが欠乏欲求、最上位の自己実現の欲求が成長欲求とされます。第33回問題8で出題。
問4 マズローの欲求階層説において、各階層の欲求は、より上位の階層の欲求が充足すると生じる。
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向きが逆です。下位の欲求が満たされると、その上の欲求が生じるとされます。第33回問題8で出題。
問5 マズローの欲求階層説において、階層の最下位の欲求は、人間関係を求める欲求である。
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最下位は生理的欲求です。人間関係を求める所属と愛情の欲求は、下から3番目です。第33回問題8で出題。
問6 外向性、神経症傾向、誠実性、調和性、経験への開放性から成るビッグファイブ(5因子説)は、パーソナリティの特性論の一例である。
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いくつかの尺度の組み合わせで性格をとらえるのが特性論です。あらかじめ決めた型に当てはめるのが類型論です。第27回問題9で出題。
問7 成熟優位説では、学習を成立させるために必要なレディネスを重視する。
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心身が育って準備が整うまで、学習は成り立たないという考え方です。第28回問題12で出題。
問8 輻輳説では、発達は遺伝的要因と環境的要因の引き算的な影響によるとした。
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引き算ではなく、遺伝と環境が足し合わされて発達が決まるとする考え方です。第28回問題12で出題。
問9 バーンアウト(燃え尽き症候群)では、仕事に対する個人的達成感の低下が生じる。
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情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の低下の三つが特徴とされます。第30回問題13で出題。
問10 バーンアウトは、個人の能力やスキル不足が主な原因であり、職場環境の影響は小さい。
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職場の負担や支え合いのあり方が大きく影響します。本人の能力の問題として片づけられるものではありません。第30回問題13で出題。同じ問題で、対人援助職に生じることは少ない、という記述も誤りとして出題されています。
集団の中の行動に関する問題10問
問1 傍観者効果とは、緊急的な援助を必要とする場面であっても、周囲に多くの人がいることによって、援助行動が抑制されることをいう。
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誰かが助けるだろうと考えて、責任が分散されるためです。第30回問題11で出題。
問2 同調とは、他者の存在によって作業の効率が向上することをいう。
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この説明は社会的促進のものです。同調は、自分の意見を多数派に合わせて変えることをいいます。第30回問題11で出題。
問3 コーシャス・シフトとは、集団のメンバーの多くが個人的利益を追求した行動をとることで、集団全体にとって不利益な結果となることをいう。
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この説明は社会的ジレンマのものです。コーシャス・シフトは、集団で話し合うことで、より慎重な方向に結論が動くことをいいます。第30回問題11で出題。
問4 ピグマリオン効果とは、集団において多数派の意見や期待に合わせて、個人の意見や行動が変化することをいう。
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ピグマリオン効果は、相手に能力があると期待すると、実際に期待どおりになっていくことをいいます。第30回問題11、第33回問題10で出題。
問5 頻繁に接触する人に対して好意を持ちやすくなることを、単純接触効果という。
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会う回数が増えるほど、その相手への好意が高まりやすくなります。第33回問題10で出題。
問6 外見が良いことによって、能力や性格など他の特性にも高評価を下しやすくなることを、ハロー効果という。
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一つの目立つ特徴が、全体の評価を引きずることをいいます。第33回問題10では、これをピグマリオン効果とする記述が誤りとして出題されています。
問7 初対面の人の職業によって、一定のイメージを抱いてしまうことを、同調という。
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これはステレオタイプです。第33回問題10で出題。
問8 内集団バイアスとは、各個人が、自分が属する集団の成員のことを、それ以外の集団の成員よりも好意的に評価することをいう。
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身内をひいき目に見る傾向です。第28回問題11で出題。
問9 アイビイのマイクロカウンセリングにおいて、「あなたは、結婚についてどのように感じておられますか」という問いかけは、開かれた質問の例である。
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はい、いいえや、ひとことでは答えられない問いかけです。第28回問題13で出題。
問10 「あなたは、いつからこちらにお住まいですか」という問いかけは、開かれた質問の例である。
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答えが一つに定まりますので、閉じられた質問です。第28回問題13で出題。
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