緩和ケア
1 緩和ケアは、がんの治療を終えて終末期に入ってから開始するものである。
× 世界保健機関(WHO)は、緩和ケアを病気の早い時期から、治療と並行して行うものとしています。
2 緩和ケアの対象は患者本人であり、家族は含まれない。
× 患者とその家族が対象です。第38回問題2で、夫は緩和ケアの対象ではないという記述が誤りの選択肢として出題されています。
3 緩和ケアに移行した患者に対しては、疼痛コントロールを積極的には行わない。
× 痛みを和らげることは緩和ケアの中心であり、積極的に行います。第38回問題2で出題されています。
4 緩和ケアで対応するのは身体的な苦痛であり、不安や抑うつ気分は対象に含まれない。
× 身体的な苦痛のほか、心理的、社会的、スピリチュアルな苦痛も対象です。第38回問題2では、改善しない不安や抑うつ気分に対して薬物療法を行うという記述が正しい選択肢として出題されています。
5 緩和ケアに移行した患者が入院の継続を希望していても、訪問診療を導入して自宅への退院を促す。
× 本人の希望を踏まえて療養の場を考えます。第38回問題2で出題されています。
高齢者の薬物療法
6 高齢者は肝臓や腎臓の機能が低下しているため、薬の作用や副作用が強く出やすい。
○ 薬を分解したり体の外へ出したりする働きが弱くなり、薬が体内に長くとどまるためです。
7 高齢者に薬を処方する場合は、若年者と同じ投与量から開始する。
× 少ない量から開始します。第37回問題2で出題されています。
8 高齢者の服薬では、飲み忘れや飲み間違いを防ぐため、服用の回数やタイミングをできるだけ簡単にする。
○ 第37回問題2で、服用法を複雑にするという記述が誤りの選択肢として出題されています。
9 薬を服用している高齢者に新たな症状が現れた場合は、その症状に対する薬剤を追加して対応する。
× まず、服用している薬による有害事象ではないかを疑い、処方を見直します。第37回問題2で出題されています。
10 高齢者の薬物有害事象を防ぐため、投与する薬剤の数は8剤以下を目安にする。
× 日本老年医学会のガイドラインでは、6剤以上で薬物有害事象が増えることが示されています。薬剤の数はできるだけ少なくし、処方内容を定期的に見直します。第37回問題2では、定期的に処方内容を見直すという記述が正しい選択肢として出題されています。
リハビリテーションの専門職
11 理学療法士は、主として応用的動作能力や社会的適応能力の回復を図るため、手芸や工作などの作業を行わせる。
× これは作業療法士の業務です。理学療法士は、主として基本的動作能力の回復を図るため、運動を行わせたり、電気刺激、マッサージ、温熱などの物理的手段を加えたりします(理学療法士及び作業療法士法)。
12 脳梗塞で利き手の右手が使えなくなった人が、左手を使って入浴など身の回りのことができるように練習する場合、主に訓練を行うのは理学療法士である。
× 作業療法士です。日常生活の動作を身につける訓練は作業療法士が担います。第38回問題4で出題されています。
13 嚥下障害のリハビリテーションは、視能訓練士が行う。
× 言語聴覚士が行います。視能訓練士は、両眼視機能に障害のある者の回復のための矯正訓練や検査を行います。第34回問題7で出題されています。
14 言語聴覚士は、在宅患者の胃ろうチューブの交換を行う。
× 言語聴覚士が行うのは、音声機能、言語機能、聴覚に障害のある者への訓練や、嚥下訓練です。保健医療サービスの第34回問題75で出題されています。
15 義肢装具士は、医師の指示の下に、義肢や装具の装着部位の採型、製作、身体への適合を行う。
○ 義肢装具士法に定められています。第38回問題4では、職種の一つとして選択肢に挙げられています。


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