医学概論の一問一答(30問)|神経と運動器・障害と目・発達障害

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一問一答
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パーキンソン病と神経・筋の疾患

1 パーキンソン病は、小脳の神経細胞が減少し、脳内のドーパミンが増加することで発症する。

× 中脳の黒質の神経細胞が減少し、ドーパミンが減ることで発症します。第35回問題5で出題されています。

2 パーキンソン病の振戦は、物を取ろうとするなど動作をしたときに強く現れる。

× じっとしているときに現れる安静時振戦が特徴です。第35回問題5で出題されています。

3 パーキンソン病では、歩幅が大きくなる大股歩行がみられる。

× 歩幅が小さくなる小刻み歩行や、歩き出しで足が出なくなるすくみ足がみられます。第35回問題5で出題されています。

4 パーキンソン病では、関節を他動的に動かしたときに抵抗が生じる筋固縮がみられる。

○ 安静時振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害がパーキンソン病の主な症状です。第35回問題5で出題されています。

5 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、運動失調を主体とする変性疾患である。

× 運動神経が障害され、筋力の低下と筋萎縮が進む疾患です。運動失調を主体とするのは脊髄小脳変性症です。第30回問題5で出題されています。

6 デュシェンヌ型筋ジストロフィーは、呼吸困難で発症することが多い。

× 幼児期に転びやすい、走れないなどの歩行の異常で気づかれることが多く、進行すると呼吸機能が低下します。第30回問題5で出題されています。

7 脊髄損傷では、排尿障害が起こりやすい。

○ 膀胱や直腸を支配する神経が障害されるため、排尿や排便の障害が起こります。第30回問題5で出題されています。

8 分娩時の高酸素血症は、脳性麻痺の原因となる。

× 脳性麻痺の原因の一つとなるのは、分娩時の低酸素状態です。高酸素血症ではありません。第30回問題5で出題されています。

9 脊髄小脳変性症は、遺伝性のものであれば歩行障害は起こらない。

× 遺伝性のものも含めて、ふらつきによる歩行障害が起こります。第30回問題5で出題されています。

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骨と関節の疾患

10 骨粗鬆症は、女性より男性に多い。

× 閉経後の女性に多くみられます。第34回問題4で出題されています。

11 関節リウマチでみられる手指のこわばりは、夕方に強くなる。

× 朝に強く現れる朝のこわばりが特徴です。第34回問題4で出題されています。

12 腰部脊柱管狭窄症は、若年者に多い疾患である。

× 高齢者に多い疾患です。歩くと足にしびれや痛みが出て、休むとまた歩けるようになる間欠性跛行がみられます。第34回問題4で出題されています。

13 高齢者の大腿骨近位部骨折では、安静を保つ保存治療が優先される。

× 手術による治療が基本です。長く安静にすると廃用症候群につながるため、手術のあと早い時期から離床を進めます。第34回問題4で出題されています。

14 変形性関節症の中で最も多いのは、変形性膝関節症である。

○ 第34回問題4で出題されています。

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脳梗塞の後遺症

15 脳梗塞により左の上下肢に運動麻痺が残った状態は、対麻痺にあたる。

× 体の片側の上下肢の麻痺は片麻痺です。対麻痺は両下肢の麻痺で、脊髄損傷などで生じます。第35回問題6で出題されています。

16 足が床についているかどうか分かりにくい状態は、運動麻痺による症状である。

× 感覚障害による症状です。第35回問題6では、この症状を読み取って感覚障害を選ぶ事例問題として出題されています。

17 会話、読み書き、計算はできるが、呂律が回らないことがある状態は、失語症である。

× 発音がうまくできない構音障害です。失語症は、言葉の理解や表出そのものが障害される状態です。第35回問題6で出題されています。

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内部障害と目の疾患

18 ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害は、身体障害者手帳の交付対象となる内部障害である。

○ 内部障害は、心臓、腎臓、呼吸器、膀胱または直腸、小腸、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫、肝臓の7つの機能障害です。第36回問題3で出題されています。

19 平衡機能障害は、身体障害者手帳の交付対象となる内部障害である。

× 聴覚または平衡機能の障害に分類されます。第36回問題3で出題されています。

20 そしゃく機能障害は、身体障害者手帳の交付対象となる内部障害である。

× 音声機能、言語機能またはそしゃく機能の障害に分類されます。第36回問題3で出題されています。

21 眼球の外層にある白目の部分は、角膜である。

× 白目の部分は強膜です。角膜は黒目の表面を覆う透明な膜です。第36回問題4で出題されています。

22 白内障は、水晶体が混濁してものが見えにくくなる疾患である。

○ 第36回問題4で出題されています。

23 緑内障は、眼圧が下がることによって視野障害を来す疾患である。

× 眼圧が上がるなどして視神経が障害され、視野が欠けていく疾患です。第36回問題4で出題されています。

24 加齢黄斑変性症では、視野の中心部が見えにくくなるが、視力は保たれる。

× 網膜の中心にある黄斑が障害されるため、視力が低下します。第36回問題4で出題されています。

25 糖尿病性網膜症は進行しても視力の低下にとどまり、失明に至ることはない。

× 進行すると失明に至ることがあります。第36回問題4で出題されています。

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発達障害と統合失調症

26 自閉スペクトラム症(ASD)は、成人になってから発症する。

× 発達期の早い時期から症状がみられます。相手の気持ちを理解することが苦手で、強いこだわりや常同的な行動がみられます。第36回問題5で出題されています。

27 DSM-5において自閉スペクトラム症と診断するための症状には、同一性への固執が含まれる。

○ 同じ手順や習慣にこだわり、変化を強く嫌う状態です。陰性症状や幻覚は統合失調症、精神運動制止はうつ病、気分の高揚は双極性障害の躁状態でみられる症状です。第33回問題6で出題されています。

28 注意欠如・多動症(ADHD)は、学校での症状が主であり、家庭では症状がみられないことが多い。

× 学校と家庭など、2つ以上の場面で症状がみられます。第35回問題7で出題されています。

29 注意欠如・多動症(ADHD)の多動性の症状は、青年期以降も改善しないことが多い。

× 多動性の症状は、青年期および成人期には改善することが多いとされています。第35回問題7で出題されています。

30 DSM-5において統合失調症と診断するための症状には、観念奔逸が含まれる。

× 観念奔逸は躁状態でみられる症状です。統合失調症の診断に用いる症状は、妄想、幻覚、まとまりのない発語、ひどくまとまりのないまたは緊張病性の行動、陰性症状の5つです。第30回問題6で出題されています。

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