大項目ごとの出題数
第29回から第38回までの10回・44問が、出題基準のどの大項目から出題されたかを集計しました。
勉強する順番
この集計をもとに、次の順番で勉強することをお勧めします。この順番は、出題された回数だけでなく、必要な知識を整理していく順番、効率の良さ、負担の分散などを考慮して検討しました。
1 刑法と刑事手続について(新カリになってから必ず1問出題されています)
・犯罪の成立要件と責任能力
・刑罰の種類
・起訴猶予、略式手続、微罪処分
・刑の全部の執行猶予、刑の一部の執行猶予
↓
2 少年司法(頻出である保護観察を理解するためには少年司法は欠かせません)
・犯罪少年、触法少年、虞犯少年
・家庭裁判所の手続と保護処分
・少年鑑別所、少年院、児童自立支援施設
・試験観察
↓
3 更生保護制度の全体像と保護観察
(一番多く出題される分野です。曖昧な点を排除しながら過去問を全部解くが大前提です)
・更生保護法の目的
・保護観察の対象者
・一般遵守事項と特別遵守事項
・指導監督と補導援護
・良好措置と不良措置
・薬物再乱用防止プログラム
↓
4 保護観察の実際(保護観察官と保護司が一番出題されますが、民間の活動にも目を向けましょう)
・保護観察官の配置と職務
・保護司の委嘱、身分、給与、任期
・更生保護施設、自立準備ホーム
・更生保護女性会、BBS会、協力雇用主
・地域生活定着支援センター
↓
5 生活環境の調整、仮釈放、更生緊急保護(近年、特に特別調整の問題が増えてきています)
・生活環境の調整の開始時期と調整する事項
・特別調整
・仮釈放の要件と決定する機関
・更生緊急保護の対象者と期間
↓
6 医療観察制度(難しくありませんが、頻出です)
・対象となる行為
・審判と処遇の流れ
・指定入院医療機関、指定通院医療機関
・精神保健観察と社会復帰調整官
↓
7 犯罪被害者支援(新カリになってから2回連続出題されています)
・犯罪被害者等基本法
・被害者等通知制度、意見等聴取制度、心情等伝達制度
司法と福祉の記事マップはこちら
→刑事司法と福祉 記事マップ|
以下はより細かな集計データです。勉強する順番と頻出分野を確認したい方はここまで読んでいただければ十分です。より細かなデータにご興味がある方は以下をご覧ください。
分析のもととなるデータ
集計の方法
・第29回から第38回までの10回・44問を対象
・出題基準の大項目ごとに問題を分けて集計
・複数の項目にまたがる問題は、正答の論点にあたる項目を1つだけ選択
・第36回までは「更生保護制度」で各回4問
・第37回からは「刑事司法と福祉」で各回6問
・8回×4問と2回×6問で44問
科目の位置づけの変更
・第36回までの「更生保護制度」は社会福祉士の専門科目
・第37回からの「刑事司法と福祉」は共通科目
・精神保健福祉士の試験でも出題されます
回ごとの大項目別出題数
旧カリキュラムと新カリキュラムの比較
更生保護制度
・第29回から第36回まで 32問中26問
・第37回、第38回 12問中4問
医療観察制度
・第29回から第36回まで 32問中6問
・第37回、第38回 12問中2問
刑事司法
・第29回から第36回まで 32問中1問
・第37回、第38回 12問中3問
少年司法
・第29回から第36回まで 32問中3問
・第37回、第38回 12問中1問
犯罪被害者支援
・第29回から第36回まで 出題されていません
・第37回、第38回 12問中2問
更生保護制度26問の内訳
担い手と関係団体 10問
・第29回問149 保護観察官及び保護司
・第30回問148 保護観察官、保護司、更生保護施設
・第31回問148 保護観察官と保護司、更生保護サポートセンター
・第31回問149 生活困窮者自立支援制度、地域生活定着支援センター、ハローワーク、協力雇用主
・第32回問149 保護司
・第33回問147 保護観察官及び保護司
・第35回問149 保護観察所、ハローワーク、協力雇用主
・第36回問148 保護司
・第37回問61 保護観察官、保護司、更生保護サポートセンター、更生保護法人、更生保護女性会
・第38回問61 保護司、BBS会、更生保護女性会、協力雇用主、地域生活定着支援センター
保護観察 5問
・第31回問147 保護観察制度
・第32回問147 保護観察
・第33回問150 薬物再乱用防止プログラム
・第35回問147 保護観察
・第37回問60 刑の全部執行猶予中の保護観察
生活環境の調整 4問
・第32回問150 矯正施設収容中の者
・第34回問148 少年院に収容中の者
・第35回問148 少年院に収容中の者
・第38回問60 特別調整
制度の概要 3問
・第29回問147 更生保護法の目的
・第30回問147 更生保護制度
・第34回問147 更生保護
更生緊急保護 2問
・第29回問148 対象者
・第32回問148 対象と期間
仮釈放 2問
・第34回問149 仮釈放の審理
・第36回問147 仮釈放の手続き
医療観察制度8問
・第30回問150 社会復帰調整官の業務
・第31回問150 社会復帰調整官
・第33回問149 医療観察制度
・第34回問150 社会復帰調整官の業務
・第35回問150 医療観察制度
・第36回問149 社会復帰調整官の対応
・第37回問62 地域処遇
・第38回問62 医療観察法及び医療観察制度
刑事司法4問と少年司法4問
刑事司法
・第36回問150 刑の一部の執行猶予
・第37回問58 犯罪の成立要件と責任能力
・第37回問59 略式手続
・第38回問58 刑法上の刑罰
少年司法
・第29回問150 非行少年の取扱い
・第30回問149 触法少年に対する関係機関の対応
・第33回問148 少年司法制度
・第38回問59 試験観察
犯罪被害者支援2問
・第37回問63 犯罪被害者等基本法
・第38回問63 被害者等通知制度、意見等聴取制度
事例問題
・第29回から第36回までの8回32問で6問
・第37回と第38回の2回12問で5問
・登場するのは、社会復帰調整官、保護観察所、保護司、犯罪被害者
分類にあたっての注意
・1問につき主たる項目を1つだけ割り当てています
・第31回問149と第35回問149は、生活困窮者自立支援制度やハローワークも選択肢に含むため、刑事司法を取り巻く社会環境に割り当てる考え方もあります
・実際の試験では複数の項目にまたがる選択肢も出題されます


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