39回国家試験用社会保障費用統計 社会保障給付費社会支出2024年度最新

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社会保障給付費と社会支出 2024年度(令和6年度)の数値 最新データ
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社会保障費用統計とは

社会保障費用統計は、国立社会保障・人口問題研究所が毎年公表する統計です。国家試験で問われる社会保障給付費は、この統計に含まれています。統計には、次の三つがあります。

〇社会保障給付費→国際労働機関(ILO)の基準で、社会保障制度による1年間の給付を集計したものです。
〇社会保障財源→同じILOの基準で、社会保障制度の収入を集計したものです。
〇社会支出→経済協力開発機構(OECD)の基準で集計したものです。社会保障給付費より範囲が広く、施設整備費など、個人に直接渡らない支出も含みます。国際比較に使います。

社会保障費用統計の三つの統計統計集計するもの分け方社会保障給付費(ILO基準)社会保障制度による1年間の給付部門別(年金・医療・福祉その他)機能別(高齢・家族など九つ)社会保障財源(ILO基準)給付を賄う、社会保障制度の収入社会保険料・公費負担など社会支出(OECD基準)給付費より広い範囲(施設整備費など個人に直接渡らない支出も含む)政策分野別(保健・高齢・家族など九つ)ILOは国際労働機関、OECDは経済協力開発機構。令和6年度社会保障費用統計をもとに著者が作成した図です。無断転載・複製はご遠慮ください。

数値は、2026年7月に公表された令和6年度(2024年度)のものです。過去問の○×は、出題当時の数値ではなく、令和6年度の数値で判定しています。そのため、出題当時の正答と食い違う選択肢があります。たとえば、第38回問題29の選択肢「総額は、前年度より増えている。」は、出題当時の令和5年度は減少していたため×でした。令和6年度は増加しているため、○になります。選択肢は、年度の表記を省いて掲載しています。

この記事に書いていない細かい数値は、国立社会保障・人口問題研究所の資料で確認できます。
→ 令和6(2024)年度 社会保障費用統計の概要(国立社会保障・人口問題研究所)

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社会保障給付費と社会支出の比較

令和6年度の社会保障給付費と社会支出を並べると、次のとおりです。前年度比は、プラスを「+」、マイナスを「△」で示しています。

令和6年度の社会保障給付費と社会支出の比較項目社会保障給付費(ILO基準)社会支出(OECD基準)総額138兆3,019億円前年度比 +2.0% 142兆8,073億円前年度比 +2.0% 国内総生産に対する割合21.53%前年度比 △0.37ポイント 22.23%前年度比 △0.37ポイント 国民一人当たり111万7,100円前年度比 +2.4% 115万3,500円前年度比 +2.5% ※社会保障給付費の総額は、3年ぶりの増加。※社会支出の一人当たりの前年度比は、総額と人口の変化から著者が算出。令和6年度社会保障費用統計をもとに著者が作成した図です。無断転載・複製はご遠慮ください。

国の一般会計歳出予算は、社会保障に限らず、国のすべての分野の支出の予算です。社会保障給付費は、国の支出だけでなく、社会保険料を財源とする給付や、地方自治体の支出も合わせた金額です。令和6年度の社会保障給付費(約138兆円)は、一般会計歳出予算(当初予算で約112兆円)より大きくなります。

国家試験では、次のように出題されました。
「総額は、前年度より増えている。」(第38回問題29)

→〇令和6年度は前年度比+2.0%で、○です。出題当時の令和5年度は減少していたため、×でした。
「社会保障給付費は、150兆円を超過した。」(第32回問題50)

→×令和6年度は約138兆円です。
「社会保障給付費の総額は、160兆円を超過している。」(第37回問題30)

→〇令和6年度は約138兆円です。
「総額は、国の一般会計歳出予算の総額よりも小さい。」(第38回問題29)

→×社会保障給付費のほうが、一般会計歳出予算より大きくなります。
「社会保障給付費の対国内総生産比は、20%を超えている。」(第29回問題50)

→〇令和6年度は21.53%です。
「対国内総生産比は、40%を超えている。」(第34回問題50、第38回問題29)

→×令和6年度は21.53%です。
「国民一人当たりの社会保障給付費は、150万円を超過している。」(第34回問題50)

→×令和6年度は111万7,100円です。

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社会保障給付費の部門別の内訳

社会保障給付費は、部門別に、年金、医療、福祉その他の三つに分けられます。令和6年度は、年金が41.8%で1位、医療が32.4%で2位、福祉その他が25.8%で3位です。前年度(令和5年度)との差は、年金が+0.2ポイント、医療が△1.3ポイント、福祉その他が+1.1ポイントです。

部門別の構成割合の推移(令和2〜6年度)20%25%30%35%40%45%令和2年度(2020)令和3年度(2021)令和4年度(2022)令和5年度(2023)令和6年度(2024)42.140.240.441.641.8年金32.334.235.333.732.4医療25.625.624.324.725.8福祉その他年金は実線(ネイビー)、医療は破線(ネイビー)、福祉その他は実線(グレー)。令和6年度社会保障費用統計をもとに著者が作成した図です。無断転載・複製はご遠慮ください。

国家試験では、次のように出題されました。
「医療」が最も大きな割合を占めている。(第38回問題29)

→×令和6年度に最も大きいのは、年金です。
「部門別社会保障給付費の対国内総生産比をみると、「医療」が最も高い。」(第29回問題50)

→×最も大きい部門が年金なので、対国内総生産比も年金が最も高くなります。
「「年金」が70%を超過している。」(第34回問題50)

→×令和6年度は41.8%です。
「「福祉その他」の割合は、2割を超過している。」(第37回問題30)

→〇令和6年度は25.8%です。
「「福祉その他」の割合は、1割に満たない。」(第32回問題50)

→〇令和6年度は25.8%です。

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社会保障給付費の機能別の内訳

社会保障給付費は、部門別とは別に、機能別にも分けられます。機能は、高齢、遺族、障害、労働災害、保健医療、家族、失業、住宅、生活保護その他の九つです。

令和6年度は、高齢が44.4%で1位、保健医療が31.3%で2位、家族が8.4%で3位です。部門別の年金(41.8%)と機能別の高齢(44.4%)は、同じ数字になりません。

機能別の構成割合(令和6年度・上位3項目)順位機能令和6年度の割合前年度比(金額)1位高齢44.4%+2.9% 2位保健医療31.3%△1.9% 3位家族8.4%+6.5% 割合と前年度比は、金額から著者が算出(小数第2位を四捨五入)。令和6年度社会保障費用統計をもとに著者が作成した図です。無断転載・複製はご遠慮ください。

国家試験では、次のように出題されました。
「「高齢」の方が「家族」よりも高い。」(第34回問題50)

→〇高齢は44.4%、家族は8.4%です。
「「家族」の割合は、1割に満たない。」(第32回問題50、第38回問題29)

→〇令和6年度は8.4%です。

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社会支出の政策分野別の内訳

社会支出も、政策分野別に分けられます。分野は、高齢、遺族、障害・業務災害・傷病、保健、家族、積極的労働市場政策、失業、住宅、他の政策分野の九つです。令和6年度は、保健が41.2%で1位、高齢が35.5%で2位、家族が8.6%で3位です。

機能別社会保障給付費と政策分野別社会支出は、分け方が似ています。並べて覚えると、次のとおりです。1位と2位が入れ替わり、3位の家族は、どちらも1割に満たない割合です。

機能別社会保障給付費と政策分野別社会支出の比較(令和6年度)機能別社会保障給付費(ILO基準)政策分野別社会支出(OECD基準)1位高齢44.4%1位保健41.2%2位保健医療31.3%2位高齢35.5%3位家族8.4%3位家族8.6%遺族4.6%障害・業務災害・傷病5.4%生活保護その他4.5%遺族4.4%障害4.5%他の政策分野3.2%失業1.2%失業0.7%労働災害0.6%積極的労働市場政策0.6%住宅0.5%住宅0.4%割合の大きい順。機能別の割合は、金額から著者が算出(小数第2位を四捨五入)。機能別の障害と労働災害は、政策分野別では障害・業務災害・傷病の一つの分野。令和6年度社会保障費用統計をもとに著者が作成した図です。無断転載・複製はご遠慮ください。

国家試験では、次のように出題されました。
「政策分野別社会支出の割合が最も大きいのは「家族」である。」(第37回問題30)

→×最も大きいのは保健です。家族は3位です。
「政策分野別社会支出の構成割合が最も高いのは、「家族」に対する支出である。」(第29回問題50)

→×最も高いのは保健です。
「政策分野別社会支出のうち、「住宅」支出の構成割合は10%を超えている。」(第29回問題50)

→×令和6年度は0.4%です。

社会保障財源

ここからは、社会保障給付費の財源の話です。令和6年度の社会保障財源は、社会保険料が53.3%で1位、公費負担が37.5%で2位です。令和2〜6年度の5年間は、いずれの年度も、社会保険料が公費負担より大きくなっています。

公費負担は、国と地方自治体が負担しています。統計では、国の負担を国庫負担、地方自治体の負担を他の公費負担といいます。令和6年度は、国庫負担が24.6%、他の公費負担が12.9%で、国が約3分の2、地方自治体が約3分の1です。

社会保障財源の構成割合(令和6年度)順位項目令和6年度の割合公費負担の内訳1位社会保険料53.3%2位公費負担37.5%国(国庫負担)24.6%約3分の2地方自治体(他の公費負担)12.9%約3分の1国と地方自治体は、公費負担の内訳。財源の割合は、資産収入(4.7%)などを含む財源の総額に対する割合。令和6年度社会保障費用統計をもとに著者が作成した図です。無断転載・複製はご遠慮ください。

国庫負担の割合など、制度ごとの費用負担は、別の記事で整理しています。
社会保障の国庫負担についての記事はこちら。
→ 社会保障の国庫負担を割合ごとに整理|生活保護・年金・介護保険・医療保険・社会手当

国家試験では、次のように出題されました。
「社会保障財源の構成比は、公費負担より社会保険料の方が大きい。」(第30回問題50)

→×社会保険料が53.3%、公費負担が37.5%です。
「社会保障財源における公費負担の割合は、社会保険料の割合よりも大きい。」(第32回問題50、第37回問題30)

→〇社会保険料のほうが大きくなります。
「社会保障財源をみると、公費負担の割合が最も高い。」(第29回問題50)

→×最も高いのは社会保険料です。
「公費負担の内訳は、国より地方自治体の方が多い。」(第30回問題50、第34回問題50)

→×国庫負担が24.6%、地方自治体の負担が12.9%で、国のほうが多くなります。

社会支出の国際比較

令和6年度版の資料では、日本の対国内総生産比(22.23%)は、フランス(32.11%)、ドイツ(31.27%)、スウェーデン(26.92%)、アメリカ(24.21%)のいずれよりも小さくなっています。年度は国によって異なり、日本は2024年度、フランスとアメリカは2022年度、ドイツとスウェーデンは2021年度です。

社会支出の国際比較(対国内総生産比)国(年度)対国内総生産比フランス(2022年度)32.11%ドイツ(2021年度)31.27%スウェーデン(2021年度)26.92%アメリカ(2022年度)24.21%日本(2024年度)22.23%日本は、4か国のいずれよりも小さい。令和6年度社会保障費用統計をもとに著者が作成した図です。無断転載・複製はご遠慮ください。

国家試験では、次のように出題されました。
「日本の社会支出の対国内総生産比は、フランスよりも高い。」(第32回問題50)

→×日本は22.23%、フランスは32.11%です。
「日本の社会支出は、対国内総生産比でみると、OECD加盟国の中で最も大きい。」(第37回問題30)

→×日本は、フランスやドイツより小さくなっています。

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国民負担率

国民負担率は、租税負担と社会保障負担の合計が、国民所得に占める割合です。財務省が公表しています。令和6年度は、実績で46.7%です。国民負担率に財政赤字を加えた潜在的国民負担率は、令和6年度で50.3%です。

国民負担率の国際比較(2022年)国国民負担率フランス68.1%ドイツ55.9%スウェーデン55.5%イギリス49.7%日本48.4%アメリカ36.4%日本の令和6年度の国民負担率は、実績で46.7%。財務省の資料をもとに著者が作成した図です。無断転載・複製はご遠慮ください。

国家試験では、次のように出題されました。
「国民所得に対する租税及び社会保障負担の割合は、約25%であった。」(第30回問題50)

→×国民負担率は、令和6年度の実績で46.7%です。

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過去問を解いてみましょう

解説は、令和6年度(2024年度)の数字に基づいています。第38回問題29の選択肢1は、出題当時は×でしたが、令和6年度の数字では○になります。

第29回 問題50

「平成25年度社会保障費用統計」(国立社会保障・人口問題研究所)の内容に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 社会保障給付費の対国内総生産比は20%を超えている。
2 政策分野別社会支出の構成割合が最も高いのは、「家族」に対する支出である。
3 政策分野別社会支出のうち、「住宅」支出の構成割合は10%を超えている。
4 部門別社会保障給付費の対国内総生産比をみると、「医療」が最も高い。
5 社会保障財源をみると、公費負担の割合が最も高い。

解説

1→○ 令和6年度の対国内総生産比は21.53%で、20%を超えています。
2→× 政策分野別で最も大きいのは保健(41.2%)です。家族は3位(8.6%)です。
3→× 住宅は0.4%で、10%には届きません。
4→× 部門別で最も大きいのは年金です。対国内総生産比も、年金が医療より高くなります。
5→× 財源で最も大きいのは社会保険料(53.3%)です。公費負担は2位(37.5%)です。

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第30回 問題50

日本の社会保障の費用などに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 2014年度(平成26年度)の国民所得に対する租税及び社会保障負担の割合は、約25%であった。
2 「平成26年度社会保障費用統計」(国立社会保障・人口問題研究所)によると、社会保障財源の構成比は、公費負担より社会保険料の方が大きい。
3 「平成26年度社会保障費用統計」(国立社会保障・人口問題研究所)によると、社会保障財源に占める公費負担の内訳は、国より地方自治体の方が多い。
4 2014年度(平成26年度)以降、基礎年金の国庫負担割合を恒久的に2分の1とする財源は、所得税と消費税で賄われている。
5 2014年度(平成26年度)における、後期高齢者医療制度の財源に占める後期高齢者支援金の割合は、約10%である。

解説

1→× 国民負担率(国民所得に対する租税及び社会保障負担の割合)は、令和6年度の実績で46.7%です。
2→○ 社会保険料(53.3%)のほうが、公費負担(37.5%)より大きくなっています。
3→× 公費負担の内訳は、国庫負担(24.6%)のほうが、地方自治体の負担(12.9%)より多くなっています。
4→× 基礎年金の国庫負担2分の1を恒久的に支える財源は、消費税率の引上げによる増収分です。国庫負担についての記事はこちら。→ 社会保障の国庫負担を割合ごとに整理
5→× 後期高齢者医療の財源のうち、後期高齢者支援金(現役世代からの支援)は約4割です。約1割は、後期高齢者の保険料です。

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第32回 問題50

「平成28年度社会保障費用統計」(国立社会保障・人口問題研究所)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 2016年度(平成28年度)の社会保障給付費は、150兆円を超過した。
2 2016年度(平成28年度)の社会保障給付費を部門別(「医療」、「年金」、「福祉その他」)にみると、「福祉その他」の割合は1割に満たない。
3 2016年度(平成28年度)の社会保障給付費を機能別(「高齢」、「保健医療」、「家族」、「失業」など)にみると、「家族」の割合は1割に満たない。
4 2016年度(平成28年度)の社会保障財源における公費負担の割合は、社会保険料の割合よりも大きい。
5 2015年度(平成27年度)における社会支出の国際比較によれば、日本の社会支出の対国内総生産比は、フランスよりも高い。

解説

1→× 令和6年度は約138兆円で、150兆円には届きません。
2→× 福祉その他は25.8%で、1割(10%)を超えています。
3→○ 家族は8.4%で、1割に満たない割合です。
4→× 社会保険料(53.3%)のほうが、公費負担(37.5%)より大きくなっています。
5→× 日本(22.23%)より、フランス(32.11%)のほうが高くなっています。

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第34回 問題50

「平成30年度社会保障費用統計」(国立社会保障・人口問題研究所)による2018年度(平成30年度)の社会保障給付費等に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 社会保障給付費の対国内総生産比は、40%を超過している。
2 国民一人当たりの社会保障給付費は、150万円を超過している。
3 部門別(「医療」、「年金」、「福祉その他」)の社会保障給付費の構成割合をみると、「年金」が70%を超過している。
4 機能別(「高齢」、「保健医療」、「家族」、「失業」など)の社会保障給付費の構成割合をみると、「高齢」の方が「家族」よりも高い。
5 社会保障財源をみると、公費負担の内訳は国より地方自治体の方が多い。

解説

1→× 令和6年度は21.53%で、40%には届きません。
2→× 令和6年度は111万7,100円で、150万円には届きません。
3→× 年金は41.8%で、最も大きい部門ですが、70%には届きません。
4→○ 高齢(44.4%)のほうが、家族(8.4%)より高くなっています。
5→× 国庫負担(24.6%)のほうが、地方自治体の負担(12.9%)より多くなっています。

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第37回 問題30

「令和3年度社会保障費用統計」(国立社会保障・人口問題研究所)による社会保障の費用等に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 2021年度(令和3年度)の社会保障給付費の総額は、160兆円を超過している。
2 2021年度(令和3年度)の部門別(「医療」、「年金」、「福祉その他」)の社会保障給付費のうち、「福祉その他」の割合は、2割を超過している。
3 2021年度(令和3年度)の政策分野別社会支出の割合が最も大きいのは「家族」である。
4 2021年度(令和3年度)の社会保障財源における公費負担の割合は、社会保険料の割合よりも大きい。
5 2020年度(令和2年度)の日本の社会支出は、対国内総生産比でみると、OECD加盟国の中で最も大きい。

解説

1→× 令和6年度は約138兆円で、160兆円には届きません。
2→○ 福祉その他は25.8%で、2割(20%)を超えています。
3→× 政策分野別で最も大きいのは保健(41.2%)です。家族は3位(8.6%)です。
4→× 社会保険料(53.3%)のほうが、公費負担(37.5%)より大きくなっています。
5→× 日本の対国内総生産比(22.23%)は、フランス(32.11%)やドイツ(31.27%)より小さくなっています。

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第38回 問題29

「令和5年度社会保障費用統計」(国立社会保障・人口問題研究所)による2023年度(令和5年度)の社会保障給付費に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 総額は、前年度より増えている。
2 対国内総生産比は、40%を超えている。
3 部門別(「医療」、「年金」、「福祉その他」)の構成割合をみると、最も大きな割合を占めるのは「医療」である。
4 機能別(「高齢」、「保健医療」、「家族」、「失業」など)の構成割合をみると、「家族」の割合は1割に満たない。
5 総額は、2023年度(令和5年度)の国の一般会計歳出予算の総額よりも小さい。

解説

1→○ 令和6年度の総額は前年度比+2.0%で、増えています。出題当時の令和5年度は減少していたため、×でした。
2→× 令和6年度は21.53%で、40%には届きません。
3→× 部門別で最も大きいのは年金(41.8%)です。医療(32.4%)は2位です。
4→○ 家族は8.4%で、1割に満たない割合です。
5→× 総額(約138兆円)は、一般会計歳出予算(令和6年度の当初予算で約112兆円)より大きくなっています。

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