都道府県と市町村の役割
国・都道府県と市町村の役割が曖昧になっている方向けの整理記事です。「説明」は各記事のリンクから、こちらは全体の確認と一問一答で「整理」していきましょう。
→都道府県と市町村の役割 記事マップ|社会保険・障害者・児童の分担を分野別に整理
(このシリーズの記事の一覧)
下記をタップして曖昧な点を確認しましょう
| 協会けんぽ | 組合健保 | 国民健康保険 | 後期高齢者医療 | 介護保険 第1号被保険者 |
介護保険 第2号被保険者 |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| 保険者 | タップ全国健康保険協会 |
タップ各健康保険組合 |
タップ都道府県と市町村 |
タップ後期高齢者医療広域連合 |
タップ市町村と特別区 |
タップ市町村と特別区 |
| 保険料の 決定 |
タップ全国健康保険協会(都道府県支部ごとの保険料率) |
タップ各健康保険組合(規約で決定) |
タップ市町村(都道府県が算定・公表する標準保険料率を参考にして決定) |
タップ後期高齢者医療広域連合 |
タップ市町村(介護保険事業計画に基づき3年ごとに設定) |
タップ各医療保険者 |
| 保険料の 徴収 |
タップ労使折半 |
タップ労使折半 |
タップ市町村が世帯主から徴収 |
タップ市町村が被保険者一人ひとりから徴収(世帯単位ではない) |
タップ市町村が年金から特別徴収、または普通徴収 |
タップ医療保険者が医療保険料に上乗せして徴収 |
医療保険の種類についての記事はこちら
→ 医療保険・被用者保険・健康保険の違い|共済組合の対象者は「健康保険」ではない
国民年金の被保険者の種別についての記事はこちら
→ 国民年金の被保険者|第1号・第2号・第3号を事例で確認
問17 国民年金の第1号被保険者の保険料は、その月の収入に応じて決まる。
解答を見る
×
第1号被保険者の保険料は定額です。第36回問題51で出題。
問18 厚生年金保険の被保険者は、厚生年金保険料とは別に国民年金保険料を納付する。
解答を見る
×
厚生年金保険の被保険者は国民年金の第2号被保険者となり、国民年金保険料を別に納付することはありません。第38回問題33で出題。
問19 国民年金保険料の学生納付特例制度は、学生を扶養する親の前年の所得によって利用の可否が決まる。
解答を見る
×
学生本人の所得で判定するため、親の所得は要件になりません。第38回問題33で出題。
問20 障害基礎年金を受給しているときは、国民年金保険料を納付することを要しない。
解答を見る
○
法定免除の対象となります。第36回問題51で出題。
このシリーズの記事の一覧はこちら
→ 都道府県と市町村の役割 記事マップ|社会保険・障害者・児童の分担を分野別に整理
保険料の一問一答
健康保険の保険料
問1 全国健康保険協会が管掌する健康保険の保険料率は、全国一律である。
解答を見る
×
全国健康保険協会が都道府県支部ごとに保険料率を定めるため、都道府県によって異なります。
問2 健康保険組合は、保険料の事業主負担割合を被保険者の負担割合よりも多く設定することができる。
解答を見る
○
労使折半が原則ですが、健康保険組合は規約で事業主の負担割合を高くすることができます。第35回問題52で出題。
問3 健康保険の被扶養者は、国民健康保険の保険料を納付する必要がある。
解答を見る
×
健康保険の被扶養者は国民健康保険の被保険者になりません。第38回問題33で出題。
国民健康保険の保険料
問4 都道府県が市町村とともに行う国民健康保険では、都道府県が保険料の徴収を行う。
解答を見る
×
保険料を賦課し徴収するのは市町村です。第35回問題52で出題。
問5 国民健康保険の保険料率は、都道府県が定める。
解答を見る
×
保険料率を定めるのは市町村です。都道府県は標準保険料率を算定して公表し、市町村はこれを参考にして保険料率を決めます。
問6 国民健康保険の保険料は、世帯の所得にかかわらず定額である。
解答を見る
×
所得割と均等割などで算定されるため、所得によって額が変わります。第36回問題51で出題。
問7 国民健康保険の保険料は、市町村が世帯主から徴収する。
解答を見る
○
世帯を単位として賦課され、市町村が世帯主から徴収します。
後期高齢者医療の保険料
問8 後期高齢者医療の保険者は、都道府県である。
解答を見る
×
保険者は、都道府県の区域ごとにすべての市町村が加入して設ける後期高齢者医療広域連合です。
問9 後期高齢者医療の保険料は、全国一律である。
解答を見る
×
保険料率は後期高齢者医療広域連合が定めるため、都道府県によって異なります。第36回問題51で出題。
問10 後期高齢者医療の保険料は、被保険者一人ひとりに賦課される。
解答を見る
○
世帯単位ではないため、夫婦がともに75歳以上であれば、それぞれが保険料を負担します。
問11 後期高齢者医療の保険料は、市町村が徴収する。
解答を見る
○
保険料を定めるのは広域連合、徴収するのは市町村です。決定と徴収で主体が分かれます。
介護保険の保険料
問12 介護保険の保険者は、都道府県及び市町村である。
解答を見る
×
保険者は市町村及び特別区です。都道府県は保険者ではなく、財政安定化基金の設置などを担います。
問13 介護保険の保険料は、都道府県ごとに決められる。
解答を見る
×
第1号被保険者の保険料は、保険者である市町村が条例で定めます。第36回問題51で出題。
問14 介護保険の第2号被保険者の保険料は、医療保険者が医療保険料と一体的に徴収する。
解答を見る
○
市町村が直接徴収するのではなく、加入している医療保険の保険料に上乗せして徴収します。第38回問題33で出題。
問15 健康保険の被扶養者である介護保険の第2号被保険者は、自ら介護保険料を納付する。
解答を見る
×
被扶養者に介護保険料が個別に賦課されることはありません。第38回問題33で出題。
問16 介護保険の第1号被保険者の保険料は、年金の額にかかわらず年金から特別徴収される。
解答を見る
×
年金の年額が18万円以上の者は特別徴収、18万円未満の者は市町村が個別に徴収する普通徴収となります。
ついでに年金も・・・
問17 国民年金の第1号被保険者の保険料は、その月の収入に応じて決まる。
解答を見る
×
第1号被保険者の保険料は定額です。第36回問題51で出題。
問18 厚生年金保険の被保険者は、厚生年金保険料とは別に国民年金保険料を納付する。
解答を見る
×
厚生年金保険の被保険者は国民年金の第2号被保険者となり、国民年金保険料を別に納付することはありません。第38回問題33で出題。
問19 国民年金保険料の学生納付特例制度は、学生を扶養する親の前年の所得によって利用の可否が決まる。
解答を見る
×
学生本人の所得で判定するため、親の所得は要件になりません。第38回問題33で出題。
問20 障害基礎年金を受給しているときは、国民年金保険料を納付することを要しない。
解答を見る
○
法定免除の対象となります。第36回問題51で出題。
このシリーズの記事の一覧はこちら
→ 都道府県と市町村の役割 記事マップ|社会保険・障害者・児童の分担を分野別に整理


コメント